真岡市議会 > 2017-02-20 >
02月20日-01号

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  1. 真岡市議会 2017-02-20
    02月20日-01号


    取得元: 真岡市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-19
    平成29年  2月 定例会(第1回)    平成29年         真岡市議会定例会会議録 (第1号)     第 1 回                           議 事 日 程 (第1号)                       開 議 平成29年2月20日 午前10時日程第1 会議録署名議員指名日程第2 会期の決定日程第3 議案第1号から議案第39号まで及び報告第1号本日の会議に付した事件議案第 1号 真岡市公平委員会委員の選任につき同意を求めることについて        議案第 2号 真岡市公平委員会委員の選任につき同意を求めることについて        議案第 3号 真岡市公平委員会委員の選任につき同意を求めることについて        議案第 4号 人権擁護委員の候補者の推薦について                   議案第 5号 人権擁護委員の候補者の推薦について                   議案第 6号 原子力災害時における笠間市民県外広域避難に関する協定の締結について  議案第 7号 真岡市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の制定について  議案第 8号 真岡市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部改正について    議案第 9号 真岡市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について          議案第10号 真岡市職員の配偶者同行休業に関する条例の一部改正について        議案第11号 真岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正       について                                議案第12号 真岡市一般職の給与に関する条例の一部改正について            議案第13号 真岡市税条例等の一部改正について                    議案第14号 真岡市手数料徴収条例の一部改正について                 議案第15号 真岡市工場立地法準則条例の一部改正について               議案第16号 真岡市まちのお休み処の設置及び管理条例の制定について          議案第17号 真岡市こども医療費助成条例の一部改正について              議案第18号 真岡市赤ちゃん誕生祝金支給条例の一部改正について            議案第19号 真岡市敬老祝金条例の一部改正について                  議案第20号 真岡市営墓地条例の一部改正について                   議案第21号 真岡市国民健康保険税条例の一部改正について               議案第22号 真岡市介護保険条例の一部改正について                  議案第23号 真岡市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定       める条例の一部改正について                       議案第24号 真岡市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について議案第25号 真岡市消防団設置条例の一部改正について                 議案第26号 工事請負契約の変更について                       議案第27号 真岡市指定金融機関の指定について                    議案第28号 平成28年度真岡市一般会計補正予算(第4号)              議案第29号 平成28年度真岡市介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第2号)  議案第30号 平成28年度真岡市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)       議案第31号 平成29年度真岡市一般会計予算                     議案第32号 平成29年度真岡市国民健康保険特別会計予算               議案第33号 平成29年度真岡市後期高齢者医療特別会計予算              議案第34号 平成29年度真岡市介護保険特別会計保険事業勘定)予算         議案第35号 平成29年度真岡市介護保険特別会計介護サービス事業勘定)予算     議案第36号 平成29年度真岡市インターチェンジ周辺開発事業特別会計予算       議案第37号 平成29年度真岡市公共下水道事業特別会計予算              議案第38号 平成29年度真岡市農業集落排水事業特別会計予算             議案第39号 平成29年度真岡市水道事業会計予算                   報告第 1号 議会の委任による専決処分事項の報告について               2月20日(月曜日) 出 席 議 員 (21名)    1番 服 部 正一郎    2番 櫛 毛 隆 行    3番 日下田 喜 義    4番 鶴 見 和 弘    5番 池 上 正 美    6番 渡 邉   隆    7番 久保田   武    8番 大 瀧 和 弘    9番 藤 田 勝 美   10番 栁 田 尚 宏   11番 海老原 宏 至   12番 七 海 朱 美   13番 柴     惠   14番 星 野   守   15番 野 沢   達   16番 春 山 則 子   17番 木 村 寿 雄   18番 中 村 和 彦   19番 荒 川 洋 子   20番 飯 塚   正   21番 布 施   實 欠 席 議 員 (なし) 地方自治法第121条の規定に基づき出席した者の職氏名 市     長  井 田 隆 一 副  市  長  内 田 龍 雄 教  育  長  田 上 富 男 総 務 部 長  増 山   明 市 民 生活部長  野 澤 雅 孝 健 康 福祉部長  佐 藤   厚 兼福祉事務所長 産 業 環境部長  成 毛 純 一 建 設 部 長  関   康 雄 併 水 道 部 長 会 計 管 理 者  関   一 美 兼 会 計 課 長 事 務 取 扱 教 育 次 長  添 野   郁 秘 書 課 長  石 塚 光 夫 企 画 課 長  加 藤 敦 美 総 務 課 長  上 野 公 男 兼 新 庁舎建設 準 備 室 長 安 全 安心課長  田 上 和 一 兼 消 費 生 活 セ ン ター所長 社 会 福祉課長  谷田部   稔 農 政 課 長  菱 沼 保 宜 建 設 課 長  軽 部 紀 明 学 校 教育課長  吉 住 忠 明 本会議に出席した事務局職員 事 務 局 長  田 口   司 議 事 課 長  石 田   誠 兼 庶 務 係 長 議 事 課長補佐  古 澤 博 之 兼議事調査係長 書     記  大 塚 道 夫 △議長の挨拶 ○柴惠議長 皆さん、おはようございます。開会に先立ち、一言ご挨拶を申し上げます。  今期定例会は、新年度の予算を審議する重要な議会であります。本日上程となります平成29年度予算は、第11次市勢発展長期計画3年目の予算であり、同じく3年目となるまち・ひと・しごと創生総合戦略の展開による人口減少問題への対応等、井田市長の2期8年間の集大成の予算となっております。議員各位におかれましては、さらなる真岡市の発展と市民福祉の向上に向けた活発な議論と慎重なる審議をお願いいたしまして、開会に先立ちましてのご挨拶といたします。 △開会及び開議の宣告    午前10時00分 開会 ○柴惠議長 ただいまの出席議員数は21名であります。  これより平成29年第1回真岡市議会定例会を開会いたします。  直ちに会議に入ります。 △議会運営委員会委員長報告柴惠議長 日程に入る前に、議会運営委員会委員長の報告を求めます。  大瀧和弘委員長。   (大瀧和弘議会運営委員会委員長登壇) ◆大瀧和弘議会運営委員会委員長 皆さん、おはようございます。第1回市議会定例会の運営につきまして、本委員会の協議決定いたしました事項をご報告いたします。  その内容につきましては、お手元に配付いたしました報告書によって既にご了解をいただけたことと存じますが、若干説明を加えまして、ご賛同をお願い申し上げます。  まず、会期でありますが、会期は本日から3月14日までの23日間と決定いたしました。その内容は、2月20日、すなわち本日は提出されました全議案等を一括上程いたしまして、提案理由の説明を聞くのみといたします。  次に、2月27日及び28日の2日間は全議案等に対する質疑及び一般質問を行うことにいたしました。発言通告者は7名でありましたので、27日が4名、28日が3名といたしました。質疑及び一般質問が終了しましたならば、即決案件は即決し、付託案件はそれぞれ所管の委員会に付託するものであります。  各常任委員会の日割りでありますが、3月2日と3日は民生文教常任委員会産業建設常任委員会、3月6日と7日は総務常任委員会をそれぞれ開催するものであります。3月10日は、予算審査特別委員会を開くことにいたしました。14日の最終日において、各常任委員会委員長及び予算審査特別委員会委員長の報告を求め、討論の後、採決して閉会するものであります。  以上が会期の内容であります。  次に、議事日程でありますが、これは既にお手元に配付になっているとおりであります。  次に、議案の取り扱い及び審議の方法について申し上げます。提出されました39議案のうち、議案第1号から議案第3号までの真岡市公平委員会委員の選任につき同意を求めることについて並びに議案第4号及び議案第5号 人権擁護委員の候補者の推薦について、以上5案につきましては質疑の段階で十分なるご審議をいただき、質疑及び一般質問終了後即決すべきものと決しました。  次に、議案第6号から議案第30号までの25議案につきましては、報告書に記載のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託するものであります。  なお、議案第31号から議案第39号までの9議案、すなわち平成29年度予算につきましては、質疑及び一般質問終了後、全員で構成する予算審査特別委員会を設置いたしまして、これに付託するものであります。予算審査特別委員会の正副委員長の互選につきましては、設置した当日の本会議終了後、直ちに行うものであります。また、予算審査特別委員会は、その付託案件を各常任委員会の所管に応じて審査を依託するものであります。各常任委員会の審査が終了しましたならば、10日に予算審査特別委員会を開きまして、各常任委員会から審査結果の報告を求め、その後全員で総括的に審査をするものであります。総括審査の結果につきましては、最終日の本会議において予算審査特別委員会委員長が報告するわけでありますが、特別委員会は全員で構成し、かつ審査するものでありますので、委員長報告は省略し、文書による審査報告書をもってこれにかえるものであります。  次に、議案に対する質疑及び一般質問についてでありますが、質疑は3回まで、一般質問については質問の回数制限をしないものとし、市長等は議員の質問に対し、議長の発言の許可を得て反問できることといたします。  なお、議員各位におかれましては、通告書の事項に基づき質疑及び一般質問を行い、ほかの議員と重複しないようお願いいたします。また、執行部におかれましても簡潔、的確な答弁をお願いいたします。  次に、予算審査特別委員会の質疑の通告期限でありますが、3月7日の午前10時までといたしました。通告に当たりましては、質疑及び一般質問に準じて要旨を具体的に記入されるようお願いいたします。  以上が本委員会の協議決定いたしました事項であります。各位におかれましては、何かとご多忙のこととは存じますが、円滑なる議会運営に特段のご協力をお願い申し上げまして、ご報告といたします。 △諸般の報告 ○柴惠議長 次に、諸般の報告を行います。  初めに、教育委員会から提出されました地方教育行政の組織及び運営に関する法律第26条第1項の規定による平成28年度真岡市教育委員会点検評価報告書は、お手元に配付のとおりであります。  次に、監査委員からお手元に配付のとおり出納検査及び定期監査の結果報告書が提出されております。以上の報告書は、会議録に登載いたしますから、朗読は省略いたします。ご了承願います。                                真監第24号        平成28年12月20日   定期監査の結果報告について                                真監第25号        平成28年12月20日   定期監査の結果報告について                                真監第26号        平成28年12月20日   出納検査の結果報告について                                真監第27号         平成29年1月23日   定期監査の結果報告について                                真監第28号         平成29年1月23日   定期監査の結果報告について                                真監第29号         平成29年1月23日   出納検査の結果報告について ○柴惠議長 次に、地方自治法第121条の規定により、説明のため出席を求めました者の職氏名は、お手元に配付いたしましたとおりであります。 △会議録署名議員の指名 ○柴惠議長 これより日程に入ります。  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   10番 栁 田 尚 宏 議員   11番 海老原 宏 至 議員  以上指名いたしました。 △会期の決定 ○柴惠議長 日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。今期定例市議会の会期は、先ほどの議会運営委員会委員長の報告のとおり、本日から3月14日までの23日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○柴惠議長 ご異議なしと認めます。  よって、会期は23日間と決定いたしました。 △議案第1号~議案第39号及び報告第1号の上程、説明 ○柴惠議長 日程第3、議案第1号から議案第39号まで及び報告第1号を一括議題といたします。  提案者の説明を求めます。  井田市長。   (井田隆一市長登壇) ◎井田隆一市長 皆さん、おはようございます。  本日ここに第1回市議会定例会を招集いたしましたところ、ご参集をいただきまして、ありがとうございます。  今定例会は、私が平成21年5月に市長に就任して以来2期8年の最後の定例会であり、まことに感慨深いものがあります。これまで「市民の皆様との対話から信頼へ」を基本として、議会からのご提言や各界各層からのご意見、ご要望を賜りながら、真岡市の将来像「だれもが“ほっと”できるまち 真岡」、そして「日本一安心なまち」の実現を目指して市民生活を重視したまちづくりを進めてまいりました。  おかげさまで平成21年3月23日の旧二宮町との合併後、新たな真岡市として順調な発展を遂げてまいりました。また、平成23年3月11日の東日本大震災による被災からも復興を遂げ、現在に至ることができました。これもひとえに市政運営における議員各位のご協力、そして市民の皆様のご理解とご支援の賜物と深く感謝を申し上げるところでございます。  さて、今定例会に提出をいたしました議案等は、人事案件5件、協定の締結1件、条例の制定及び一部改正19件、工事請負契約の変更1件、指定金融機関の指定1件、補正予算3件、当初予算9件、報告事項1件の合わせて40件であります。  まず、議案第31号から議案第39号までの平成29年度予算の提出に当たり、予算の概要及び主要施策等についてご説明を申し上げ、議員各位のご理解とご協力をお願いするものであります。  私は、今回の予算編成に当たり、2期8年の集大成として、3年目を迎える第11次市勢発展長期計画の着実な推進を図るとともに、私の公約であり、まちづくり基本戦略でもあります、「安心できる子育てと教育」、「安心できる地場産業の振興」、「安心できる福祉と環境」、「安心できる行政運営」の4つの安心に係る施策の実施に積極的に取り組み、市民福祉の向上が図れるよう、努めたところであります。  また、人口減少や少子高齢化に的確に対応し、「選ばれるまち真岡市」を実現するため、「しごとをつくり、安心して働けるようにする」、「真岡市へ新しいひとの流れをつくる」、「若い世代の結婚、妊娠・出産、子育ての希望をかなえる」、「安心で暮らしやすい地域をつくる」の4つの基本目標を掲げた「真岡市まち・ひと・しごと創生総合戦略」において、新規事業及び拡充事業7件を含めた全98事業を多角的かつ積極的に展開するとともに、各種事務事業行政評価を踏まえた効率的な行政運営に留意をしたところであります。  厳しい財政状況ではありますが、市民の皆様が健やかに、安全で、安心して、生き生きと生活できるよう、議会各会派からの建議要望や、市民の皆様の意見の反映に努めながら、予算編成を行ったところであります。  それでは、予算の内容についてでありますが、予算の規模から申し上げますと、一般会計は、323億円で、前年度に比較いたしまして、6億6,000万円、2%の減少であります。  歳入予算につきましては、市税、地方消費税交付金国庫支出金、市債において、増加を見込んでおります。  市税のうち、市民税につきましては、景気が緩やかな回復基調にあることから、個人市民税で、8,735万8,000円の増加を見込んでいるものであり、法人市民税では、法人税率引き下げ等の影響により、2億4,379万円の減少を見込んでおります。  固定資産税については、新築住宅の増加などから、1億7,796万8,000円の増加を見込んでおります。  地方消費税交付金につきましても、緩やかな景気の回復により、5,000万円の増加を見込んでおります。  国庫支出金につきましては、清掃センター跡地整備事業費補助金の増加などにより、2,070万2,000円の増加を見込んでおります。  市債につきましては、地方の財源不足対策として措置される臨時財政対策債が10億円、清掃センター跡地リサイクルセンター整備事業債小学校統合施設整備事業などの建設事業債が14億3,800万円の発行を見込んでいるところであります。  地方交付税県支出金、寄附金、繰入金、諸収入においては、減少を見込んでおります。  地方交付税につきましては、平成29年度地方財政対策や、平成28年度の交付実績等を踏まえ、特別交付税につきましては前年度と同額を見込んでいるものの、普通交付税については1億円の減少を見込んでおります。  県支出金につきましては、介護施設等整備事業費の終了などに伴い、3億9,337万8,000円の減少を見込んでおります。  寄附金につきましては、芳賀地区エコステーション周辺整備事業助成寄附金ふるさと寄附金の減により、5,275万円の減少を見込んでおります。  繰入金については、公共施設整備基金が2億5,300万円、学校建設基金が7,100万円、庁舎建設基金が1億6,200万円、財政調整基金が14億298万6,000円など、合わせて20億3,596万4,000円を見込んでおります。  諸収入につきましては、商工振興資金貸付金土地区画整理組合運営貸付金などの償還金について、1億3,363万8,000円の減少を見込んでおります。  財源構成につきましては、一般財源が62.2%、自主財源が58.4%であります。  財政力指数につきましては、市税の増収が見込まれることや、地方消費税交付金の増額などにより、昨年に比べて0.004ポイント増の0.832と試算しております。  経常収支比率につきましては、市税等の経常一般財源が増加すると見込んでいることから、85.8と試算しております。  また、公債費比率については、市民会館再整備に係る市債の元金償還が開始することなどから、7.2程度に、実質公債費比率についても、芳賀地区エコステーション芳賀地区最終処分場エコフォレストの建設に伴い、芳賀地区広域行政事務組合の公債費に係る負担金が増加することから、5.7程度となる見込みであります。  次に、特別会計につきましては、7つの特別会計となりますが、その合計は、198億2,930万6,000円で、前年度に比べ、0.5%の減少であります。  水道事業会計は、22億7,377万2,000円で、前年度に比べ、0.2%の増加であります。  これら、一般会計特別会計水道事業会計を合わせた当初予算の合計は、544億307万8,000円で、前年度に比較して、1.4%の減少となっております。  それでは、主要施策等につきまして、第11次市勢発展長期計画で政策の大綱に定めた項目により、順次ご説明を申し上げます。  まず、「暮らしやすさが実感できるまちづくり」であります。  良好な市街地の形成につきましては、健全な市街地形成生活環境の改善を図るため、組合施行土地区画整理事業である、長田地区亀山北地区、中郷・萩田地区について、事業推進を積極的に支援するとともに、保留地等の販売促進に取り組んでまいります。  道路ネットワークの整備につきましては、幹線市道の都市計画道路長田・中線の延伸事業に取り組むとともに、宿中地内の市道4241号線など19路線の地域生活道路改良事業を進めてまいります。  また、歩行者や通行車両の安全確保のため、強風による倒木の危険性がある街路樹について、計画的に植えかえ工事を実施してまいります。  公共交通ネットワークの整備につきましては、平成27年度に策定しました「真岡市地域公共交通網形成計画」に基づき、デマンドタクシーである「いちごタクシー」とコミュニティバスである「コットベリー号」の運行を実施するなど、総合的な公共交通ネットワークの整備に取り組んでまいります。  地域情報化の推進につきましては、真岡市ケーブルテレビ施設「もおかテレビ」の新しいサービスとして、インターネット通信の高速化やCS放送ハイビジョン放送等を新たに実施するとともに、加入者への安定した放送通信サービスを提供するため、既存加入者を対象に、光ケーブル化に伴う宅地内再引き込み工事を実施いたします。  次に、「学びと歴史・文化が豊かな心を育むまちづくり」であります。  小・中学校の教育の充実につきましては、真岡市公立学校教育目標基本理念とし、「知育、徳育、体育」について、確かな学力、自己表現力を身につけさせるとともに、思いやりの心や豊かな情操を育み、心身ともに健康でたくましく生きる力を育成する教育を展開するため、小学校・中学校の全校に複数担任制のための非常勤講師を配置することで、児童生徒一人一人の個に応じた、きめ細かな指導を図るとともに、英語指導助手を10名配置し、外国人英語指導助手と接する学習時間をふやし、特に、小学校5、6年生の外国語活動の教科化を見据え、小学校外国語活動教員研修などを実施し、小学校における英語活動の充実を図ってまいります。  また、本市児童生徒の学力や学習の状況等を把握・分析し、児童生徒一人一人の学習課題を明確にするとともに、各学校が学力向上に向け、よりきめ細かな検証等が実施できるように、本市独自の「真岡市総合学力調査」を実施してまいります。  さらに、平成30年4月に、山前南小学校東沼小学校を山前小学校へ、中村東小学校中村南小学校中村小学校へ統合する学校統合事業につきましては、統合準備組織の活動を支援することで、児童の学習環境の充実を図るとともに、円滑に学校統合が図られるよう取り組んでまいります。  小・中学校の施設整備につきましては、学校の統合に向け、引き続き、山前小学校については普通教室棟の改築工事を、中村小学校については特別教室棟増築工事及び普通教室棟の改修工事を実施するとともに、小・中学校のトイレ改修整備を実施するなど、計画的な施設整備に努めてまいります。  生涯スポーツ・レクリエーションの振興につきましては、総合運動公園整備事業の第Ⅱ期工事のうち、引き続き、「北ブロックテニスコート周辺整備事業」を推進し、平成29年度には、テニスコート、ローラースケート周回コース、夜間照明、園路等の整備を実施してまいります。  また、本市の一部もコースに含まれる予定であります、県内全市町を対象とした国際公認の自転車レース「ツール・ド・とちぎ」の大会開催を支援するなど、レクリエーションスポーツの普及推進に努めてまいります。  文化芸術の振興につきましては、気軽に立ち寄り、文化芸術に触れ、親しむことができる場として、市所蔵美術品や地域の芸術家、市民等の作品を展示する「まちかど美術館」を運営してまいります。  男女共同参画社会の実現につきましては、平成29年度から平成33年度までを計画期間とする「第3次真岡市男女共同参画社会づくり計画」に基づき、男女共同参画推進事業者表彰などの事業を実施してまいります。  次に、「思いやりと安心に満ちたみんな元気なまちづくり」であります。  子育て支援の充実につきましては、地域の中で安心して子供を産み、育てられるよう、妊娠期から子育て期にわたるまでの切れ目ない支援を確保する機能を持つ、ワンストップ相談拠点であります「子育て世代包括支援センター」を健康増進課内に引き続き設置し、子育て支援の充実を図ってまいります。  また、出産準備手当や乳児おむつ購入助成券の支給に加え、これまで新生児1人につき3万円を支給していました赤ちゃん誕生祝金を、第3子以降は5万円に拡充するとともに、より利用者に親しまれる施設を目指し、第一子育て支援センターの移転・新築事業を推進するため、平成29年度は、新第一子育て支援センターの基本計画を策定し、基本設計を実施するなど、子育て環境の充実を図ってまいります。  障がい者の自立と社会参加の支援につきましては、障害者総合支援法に基づく各種障害福祉サービスの充実を図るとともに、本市における障害福祉サービスの提供体制の確保等の円滑な実施のため、第5期障害福祉計画を策定し、あわせて、新たに障害児福祉計画についても策定をしてまいります。  低所得者福祉の充実につきましては、生活困窮者自立支援法に基づく、自立相談支援事業や住居確保給付金支給事業に取り組むなど早期の自立支援策を推進するとともに、子供の学習支援事業を引き続き実施してまいります。  高齢者の自立と社会参加の支援につきましては、誰もが住みなれた地域で安心して暮らせるよう、地域共助活動の推進や、シルバーサロンの運営など、生きがい対策に努めるとともに、高齢者の在宅生活支援事業及び老人福祉施設における事業の供給体制を確保し、地域包括ケアシステムの構築を推進するため、平成30年度から3年間の総合的な高齢者福祉施策を推進する「第7期高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画」を策定してまいります。  また、多様な福祉ニーズに対応する拠点施設として、現在の総合福祉保健センターの機能を再編・整備するため基本計画を策定してまいります。  介護保険につきましては、公平な介護認定を行い、適正な保険給付に努めるとともに、要支援者の多様なニーズに対して、多様なサービスを提供し、生活支援の充実や介護予防を推進するため、新たに、介護予防・日常生活支援総合事業を実施してまいります。  健康づくりの推進につきましては、平成29年度から平成35年度までの7年間を計画期間とする「真岡市健康21プラン」に基づき、各世代に応じた健康づくりとして、乳幼児、児童生徒及び高齢者への定期接種を実施するとともに、携帯端末等で予防接種のスケジュール管理ができる「予防接種管理システム」を、引き続き提供するなど、感染症の予防に努めてまいります。  また、台町地内と田町地内の2カ所となりました「まちなか保健室」につきましては、健康チェックや専門職による健康指導を定期的に行うなど、市民誰もが気軽に立ち寄り、健康管理ができる施設として、積極的な活用を図ってまいります。  地域医療体制の充実につきましては、市民誰もが身近な医療から高度・専門医療まで、さまざまな段階の医療をいつでも安心して受けられる環境を整えるため、医師会などの関係機関と連携を図るとともに、平成31年春の開院に向けて事務が進められております、芳賀赤十字病院の新病院整備事業を支援してまいります。  国民健康保険につきましては、適正な医療給付に努め、生活習慣病の発症や重症化を予防することを目的とし、特定健康診査や特定保健指導を実施してまいります。  後期高齢者医療制度につきましては、運営主体である栃木県後期高齢者医療広域連合と連携し、保険料の収納や窓口業務の対応を行い、制度の円滑な運営に努めるとともに、引き続き、後期高齢者の人間ドック・脳ドック受診に対する助成や歯科検診事業を実施することにより、高齢者の健康対策の充実を図ってまいります。  次に、「自然と潤いがある安全快適なまちづくり」であります。  水道事業の推進につきましては、安全な水道水の安定供給のため、配水管の整備や、各浄水場、配水場施設の設備更新に取り組むとともに、施設管理・運営のさらなる効率化を推進してまいります。  また、埋設管の漏水箇所の調査を実施し、不明水の削減に努めることで、有収率の向上を図ってまいります。  下水道事業の推進につきましては、土地区画整理事業を初め、他の事業との連携を図りながら、管渠整備や雨水排水設備の整備などを実施し、整備区域の拡大に努めるとともに、水処理センターの耐震補強及び長寿命化事業を継続して実施してまいります。  農業集落排水事業につきましては、施設の適正な維持管理に努めるとともに、各管理組合と連携しながら、さらなる水洗化の促進を図ってまいります。  また、引き続き、公共下水道事業特別会計及び農業集落排水事業特別会計の公営企業法適用支援業務委託を実施し、平成32年4月からの企業会計への移行に取り組んでまいります。  廃棄物の抑制と適正な処理につきましては、循環型社会の構築や不法投棄防止対策に取り組むとともに、引き続き、ごみ分別アプリ「さんあ~る」を配信し、正確なごみの分類による減量化・資源化を推進してまいります。  清掃センター跡地整備につきましては、継続して、旧真岡市清掃センターの解体工事を実施するとともに、跡地に整備いたします真岡市リサイクルセンターの建設工事に着手してまいります。  また、芳賀地区広域行政事務組合が整備を進めておりました広域最終処分場「エコフォレスト」の本格稼働に伴い、真岡市環境保全センターへの焼却灰の搬入が終了したことから、同センターの廃止に向け、最終覆土工事を実施してまいります。  安全で快適な住まい・まちづくりにつきましては、市営住宅の適切な維持管理を図るとともに、引き続き、空き家バンク制度を実施し、空き家バンクに登録されている物件の改修費用の一部を助成するなど、空き家の有効利用により、本市への移住・定住の促進を図ってまいります。  また、若者の市内定住促進と子育て世代の負担軽減を図るため、市内に新築住宅を取得する中学生以下の子を持つ世帯に対し、取得した住宅に係る固定資産税相当額分の一部補助を、引き続き実施してまいります。  防災対策の充実強化につきましては、東日本大震災や竜巻、雪害に加えて、関東・東北豪雨等の被害の教訓を踏まえ、新たに土砂災害予測システムを導入し、台風時の大雨等による危険度情報を早期に取得することにより、避難勧告発令等の判断及び市民への情報伝達の迅速化を図ってまいります。  また、引き続き、避難所用防災備蓄倉庫の整備や、自主防災組織の育成・支援、防災避難訓練等を実施し、地域の防災力の向上に努めてまいります。  交通安全の推進につきましては、自動車運転免許証の自主返納を促し、高齢者の自動車運転による交通事故を減少させるため、免許証を自主返納した高齢者の方を対象に、月2枚、年間24枚のタクシー利用券を交付してまいります。  防犯対策の推進につきましては、市内の公園19カ所に、新たに防犯カメラを設置し、公園を訪れる方が安心して利用していただけるよう環境整備を推進してまいります。  次に、「地域と産業が調和する活力あるまちづくり」であります。  農業の振興につきましては、新規就農者育成確保支援事業、農業次世代人材投資事業により、新規に就農を希望される方に対して、研修から就農に至るまでの総合的な支援を実施してまいります。  また、「日本一いちごの産地強化事業」として、「とちおとめ」、「スカイベリー」、「なつおとめ」の新規導入または生産規模を拡大する農家に対し、施設整備等の支援を実施するとともに、日本一の生産量を誇る「いちご」について知名度の向上を図るため、「真岡いちごまつり」を初め各種イベントを通じてPRを行い、園芸作物の振興を図ってまいります。  さらに、有害鳥獣の被害防止対策として、新たに、狩猟免許取得を希望する方に対し、免許取得に係る経費の一部を補助するとともに、イノシシ捕獲従事者へ捕獲報奨金を交付してまいります。  商業の振興につきましては、商業活性化、中小企業等の活性化を図るため、中心市街地の空き店舗での新規創業者の出店に対する支援、商工振興資金保証料の補助を継続して実施するとともに、空き店舗を利用した、真岡商工会議所が運営するチャレンジショップ事業の支援や、まちなか飲食店食べ歩きイベントとして、中心市街地をスペインの「バル街」に見立てた「真岡バル」の開催などにより、中心市街地の活性化と魅力向上を図ってまいります。  工業の振興につきましては、工業団地への進出企業に対する助成を実施し、企業誘致を積極的に推進するとともに、立地企業の設備投資に対する助成により、企業の定着化にも取り組んでまいります。  また、真岡第5工業団地の分譲率が、85.15%となったことから、企業誘致による雇用の創出や、将来の企業のニーズに応えるため、北関東自動車道、国道408号鬼怒テクノ通りなど、北関東の交通の要衝としてのメリットを最大限発揮できる製造業と物流拠点を兼ね備えた新産業団地整備の調査、研究を行ってまいります。  観光の振興につきましては、「SL」、「もおか木綿」、「温泉」、「いちご」等を柱として、一万本桜まつり、5大夏祭りなどのイベントや観光施設のPRを積極的に実施するなど、観光のまちづくりを推進してまいります。  さらに、「久保記念観光文化交流館」、「真岡木綿会館」、「金鈴荘」とあわせ、平成29年度から供用を開始する予定の「まちのお休み処もめん茶屋」を一体的な観光拠点施設として捉え、地域のにぎわいの創出を図り、SLキューロク館とともに、本市のさまざまな魅力を発信し、一層の誘客を図ってまいります。  また、平成30年度に開催されます、全国のJRグループ6社と栃木県、県内市町、地元の観光事業者等が共同で実施する大型観光キャンペーンであります「デスティネーションキャンペーン」、いわゆる「DC」に向け、平成29年度には、「プレDC」として、県東地域での広域的な連携による観光の振興を図るため、SLの臨時運行や、ヘッドマークの作成、気動車ラッピングなどの事業への支援を行ってまいります。  雇用の安定と勤労者福祉の充実につきましては、市内事業所等における人材の確保と市内での就農を希望する方への支援として、引き続き、就職合同面接会を開催し、積極的な雇用対策を講じるとともに、中小企業勤労者元気アップ支援事業の利用促進により勤労者の福祉の充実に努めてまいります。  次に、「市民の知恵と夢で拓くみんなのまちづくり」であります。  市民協働のまちづくりにつきましては、活力ある地域づくり事業により、新たに、平成29年度からの4年間、安全で安心な地域づくりを目指し、特色ある地域事業を支援してまいります。  また、喫緊の課題である人口減少問題を克服し、「選ばれるまち真岡市」を実現するため、市内外へ本市の魅力を積極的に発信し、U・I・Jターンの促進及びシビックプライドの醸成を図るため、PR冊子の作成・配布や、PR番組の制作など、シティプロモーションを推進してまいります。  あわせて、本市の総合戦略における施策や事業の進捗管理について、「真岡市まち・ひと・しごと創生総合戦略推進市民会議」において検証を行い、成果を重視した施策を展開してまいります。  最後になりますが、「効率的で市民にわかりやすいまちづくり」であります。  組織の適正化と人材の育成・強化につきましては、新庁舎建設基本設計に基づき、工事発注のために必要な図面の作製、工事費の算出などのための新庁舎建設実施設計を行うとともに、ペーパーレス会議の実施や、新規保存文書の削減など事務の効率化を図るため、新たに、事務職員用タブレット端末を、年次計画で導入してまいります。  組織機構の見直しにつきましては、平成29年度から、栃木県知事の権限であります、開発許可事務が本市に移譲されることから、都市計画課に「開発指導係」を新設するとともに、事務事業の減少に伴い、長田区画整理指導室を廃止し、区画整理課に「長田指導係」を新設してまいります。  健全な財政運営につきましては、公共施設等総合管理計画に基づき、今後40年間で総床面積の25.5%縮減を目指すことから、今後の施設の統廃合や廃止等の方針となる「公共施設再配置計画」を策定してまいります。  以上、議案第31号から議案第39号までの平成29年度予算についてご説明をいたしましたが、施策の推進に当たりましては全職員一丸となって取り組んでまいります。  また、一般会計当初予算の323億円には「未来につながる道しるべ」として、本市のさらなる発展への思いを込めております。議員各位におかれましては、なお一層のご支援とご協力をお願い申し上げる次第であります。  引き続きまして、議案第1号から議案第30号まで及び報告第1号についてご説明を申し上げます。  まず、議案第1号 真岡市公平委員会委員の選任につき同意を求めることについてであります。現委員、木村博貴氏は、本年3月31日をもって任期満了となりますので、引き続き選任いたしたく提案するものであります。  木村氏には、平成21年に就任以来2期8年にわたり公平委員会委員を務めていただいており、氏の豊富な経験と卓越した識見等から公平委員会委員として適任であると認め、ここに同意を求めるものであります。  次に、議案第2号 真岡市公平委員会委員の選任につき同意を求めることについてであります。現委員、矢板橋文夫氏は、本年3月31日をもって任期満了となりますので、引き続き選任いたしたく提案するものであります。  矢板橋氏には、平成25年に就任以来1期4年にわたり公平委員会委員を務めていただいており、氏の豊富な経験と卓越した識見等から公平委員会委員として適任であると認め、ここに同意を求めるものであります。  次に、議案第3号 真岡市公平委員会委員の選任につき同意を求めることについてであります。現委員、野澤廣氏は、本年3月31日をもって任期満了となりますので、その後任として真岡市高田1229番地1の谷畑泰彦氏を委員に選任いたしたく提案するものであります。  谷畑氏は、昭和54年から旧二宮町職員として勤務し、学校給食共同調理場所長、住民課長を歴任されました。合併後の平成21年3月から退職された平成27年3月までは、文化課長、真岡市立第一学校給食センター所長兼第二学校給食センター所長、介護保険課長、二宮支所長などを務められ、現在は二宮体育館に再任用職員として勤務されるなど、氏の豊富な経験と卓越した識見等から公平委員会委員として適任であると認め、ここに同意を求めるものであります。  次に、議案第4号 人権擁護委員の候補者の推薦についてであります。現委員、小川博子氏は、本年6月30日をもって任期満了となりますので、その後任として真岡市高勢町2丁目166番地の中田栄子氏を推薦いたしたく提案するものであります。  中田氏は、昭和63年4月から真岡市社会福祉協議会において真岡市障害者福祉作業所指導員として務められ、平成19年4月からは同協議会において真岡市地域活動支援センター指導員の職につかれ、平成22年3月に退職されました。その後平成24年10月からは、とちぎ権利擁護センター生活支援員を務められるなど人格、識見ともに高く、人権擁護委員として適任であると認め、ここに諮問するものであります。  次に、議案第5号 人権擁護委員の候補者の推薦についてであります。現委員、小島行雄氏は、本年6月30日をもって任期満了となりますので、その後任として真岡市小林808番地1の飯島啓子氏を推薦いたしたく提案するものであります。  飯島氏は、昭和57年4月から小学校教諭として勤められ、昭和61年4月からは真岡市立亀山小学校に勤務されております。その後真岡西小学校、西田井小学校を経て、平成21年4月から退職された平成27年3月までは真岡小学校に勤められるなど人格、識見ともに高く、人権擁護委員として適任であると認め、ここに諮問するものであります。  次に、議案第6号 原子力災害時における笠間市民県外広域避難に関する協定の締結についてであります。これは、災害対策基本法及び平成27年3月に茨城県が策定した「原子力災害に備えた茨城県広域避難計画」に基づき、茨城県と栃木県との間で協議を進めておりましたが、今般茨城県笠間市と栃木県小山市、下野市、上三川町、壬生町及び本市の間において協議が調いましたので、原子力災害が発生した際に笠間市民県外広域避難の受け入れを円滑に遂行するために協定を締結するものであります。  次に、議案第7号 真岡市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の制定についてであります。これは、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の規定に基づき、個人番号、いわゆるマイナンバーの利用の範囲及び特定個人情報の提供の範囲について条例で定めるものであります。  次に、議案第8号 真岡市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部改正について、議案第9号 真岡市職員の育児休業等に関する条例の一部改正についてでありますが、それぞれ関連がありますので、一括して御説明を申し上げます。これらは、地方公務員の育児休業等に関する法律及び育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴い、条例の一部を改めるものであります。  議案第8号は、育児休業等の対象となる子の範囲を特別養子縁組の監護期間中の子などまでに拡大するとともに、介護休暇の分割取得を可能とし、また介護のための労働時間短縮措置である介護時間を新たに設けるものであります。  議案第9号は、育児休業等の対象となる子の範囲を拡大するとともに、介護時間を新たに設けるものであります。  次に、議案第10号 真岡市職員の配偶者同行休業に関する条例の一部改正についてであります。これは、国家公務員の制度改正に準じ、配偶者同行休業の期間の再度の延長ができる特別の事情について定めるものであります。    次に、議案第11号 真岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてであります。これは、本市の顧問弁護士報酬について、近年の相談件数の増加や相談内容の多様化などから、現行年額32万円の報酬額を年額36万円に引き上げるものであります。  次に、議案第12号 真岡市一般職の給与に関する条例の一部改正についてであります。これは、職員の勤務1時間当たりの給与額の算出方法を労働基準法に定められた算出方法に準じて改めるものであります。  次に、議案第13号 真岡市税条例等の一部改正についてであります。これは、消費税率改正の延期等に関する事項を定めた社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための地方税法及び地方交付税法の一部を改正する法律等の一部を改正する法律の施行に伴い、平成29年4月1日から施行予定であった法人市民税の法人税割の税率改正を消費税率改正の時期に合わせた平成31年10月1日に延期をするものであります。  また、軽自動車税については消費税率改正時期の平成31年10月1日に合わせ、現行の軽自動車税を環境性能割と種別割に改めるとともに、燃費性能に応じて軽減措置を行うグリーン化特例については平成29年度課税分についても適用するなど、所要の改正を行うものであります。  次に、議案第14号 真岡市手数料徴収条例の一部改正についてであります。これは、栃木県知事の権限に属する事務処理の特例により、平成29年4月から都市計画法に基づく開発許可等の事務が本市へ移譲されることに伴い、開発許可等の申請に対する審査手数料を定めるものであります。  次に、議案第15号 真岡市工場立地法準則条例の一部改正についてであります。これは、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律、いわゆる第6次地方分権一括法の施行に伴い、引用条項にずれが生じましたので、整理をするものであります。  次に、議案第16号 真岡市まちのお休み処の設置及び管理条例の制定についてであります。これは、市民等の憩いの場を提供するとともに、地域の活性化及び交流人口の増加を図り、周辺地域のにぎわいを創出するため、現在真岡市荒町地内におきまして建築を進めておりますまちのお休み処もめん茶屋の設置及び管理について必要な条項を条例で定めるものであります。  次に、議案第17号 真岡市こども医療費助成条例の一部改正について、議案第18号真岡市赤ちゃん誕生祝金支給条例の一部改正についてでありますが、それぞれ関連がありますので、一括してご説明申し上げます。これらは、真岡市まち・ひと・しごと創生総合戦略基本目標でもあります若い世代の結婚、妊娠・出産、子育ての希望をかなえることを実現するための支援策として実施をするものであります。  議案第17号は、こども医療費助成制度における現物給付について、助成対象をこれまでの小学校6年生から中学校3年生までに拡充するものであります。  議案第18号は、第3子以降の新生児を出産した場合の祝金をこれまでの3万円から5万円に増額をするものであります。  次に、議案第19号 真岡市敬老祝金条例の一部改正についてであります。本市では、平成15年度から現在の金額で敬老祝金を支給してまいりました。しかしながら、平成27年の日本人の平均寿命が、男性が80.79歳、女性が87.05歳と、男女ともに80歳を超えるなど急速な高齢化の進展に伴い、対象者は毎年ふえている状況にあります。敬老祝金に限らず、高齢者福祉や介護サービスに係る経費も年々増大しており、限られた財源の中で各種高齢者福祉サービスを維持していくため、また求められる新たなニーズに対応するため、広く高齢者福祉施策を見直す必要があります。このことから、敬老祝金については100歳以上の支給区分を見直すとともに、支給金額についても100歳の方への祝金を除き、額を改めるものであります。  次に、議案第20号 真岡市営墓地条例の一部改正についてであります。これは、真岡市長田霊園の増設部分の区画に関する使用料及び管理手数料を新たに定めるものであります。  次に、議案第21号 真岡市国民健康保険税条例の一部改正についてであります。これは、地方税法施行令の一部改正により、課税限度額を変更するものであります。内容につきましては、基礎課税額、医療分でありますが、基礎課税額の限度額を52万円から54万円に、後期高齢者支援金等課税額の限度額を17万円から19万円にそれぞれ変更するものであります。  次に、議案第22号 真岡市介護保険条例の一部改正についてであります。これは、消費税率10%への引き上げが延期されたことに伴い、今年度末までの予定で実施しております低所得者の第1号保険料軽減措置について、平成29年度も継続して実施するものであります。  次に、議案第23号 真岡市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正についてであります。これは、地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律の施行に伴う介護保険法の改正により、通所介護を提供する事業所のうち、利用定員18名以下の小規模な通所介護事業所について市町村が指定する地域密着型サービスに移行されたことから、新たに地域密着型通所介護事業に関する基準等を定めるため、条例を改めるものであります。  次に、議案第24号 真岡市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正についてであります。これは、平成29年3月31日に中郷・萩田地区地区計画が都市計画決定されることに伴い、建築物の制限について条例で必要な事項を定めるものであります。  次に、議案第25号 真岡市消防団設置条例の一部改正についてであります。これは、女性消防団員を新たに登用することに伴い、消防団員の定数を現在の500人から510人に改めるものであります。  次に、議案第26号 工事請負契約の変更についてであります。これは、平成28年議案第84号で議決を経ました真岡市ケーブルテレビ施設のFTTH化工事、いわゆる光ケーブル化工事に係る工事請負契約について契約金額に変更が生じましたので、議会の議決を求めるものであります。変更内容につきましては、現在の契約金額2億2,599万3,834円から2億2,939万2,000円に、339万8,166円の増額をするものであります。増額となる理由につきましては、光ケーブル等の資材の数量の増加及び電柱管理者による電柱を支えるために設けられる地支線の設置数が当初の見込みより増加したため、増額となるものであります。  次に、議案第27号 真岡市指定金融機関の指定についてであります。これは、指定金融機関、株式会社足利銀行が本年3月31日をもって2年の契約期間が満了しますので、引き続き株式会社足利銀行を指定するものであります。なお、本指定後は解約の申し出がなされない限り、1年間の自動更新による契約により、株式会社足利銀行が指定金融機関となるものであります。  次に、議案第28号 平成28年度真岡市一般会計補正予算についてであります。別冊1となっております補正予算書の1ページをごらんください。歳入歳出それぞれ11億9,372万3,000円を追加し、予算総額を386億9,414万7,000円とするものであります。  それでは、歳出からご説明申し上げますので、18及び19ページをごらんください。総務費は、3億134万2,000円の追加であります。これは、総務管理費において庁舎建設基金積立金、生活バス路線維持費補助金、公共施設整備基金積立金を、戸籍住民基本台帳費において通知カード・個人番号カード関連事務委託費を補正するものであります。  20、21ページをごらんください。衛生費は、5億3,199万2,000円の追加であります。これは、保健衛生費において住宅用太陽光発電システム設置補助金を、清掃費において最終処分場建設事業に係る芳賀地区広域行政事務組合負担金を補正するものであります。  22及び23ページをごらんください。農林水産業費は、840万円の追加であります。これは、農業費において市単利用権設定等促進事業費、農用地集約化モデル地区事業費を補正するものであります。  24及び25ページをごらんください。土木費は、2,039万9,000円の追加であります。これは、土木管理費において田町業務員控室用地取得費を補正するものであります。  26及び27ページをごらんください。教育費は、3億3,159万円の追加であります。これは、小学校費において真岡東小学校、大内中央小学校、長田小学校、中学校費において物部中学校のトイレ改修事業費をそれぞれ補正するとともに、社会教育費において市民センター用地取得費を補正するものであります。  続きまして、歳入についてご説明申し上げますので、前に戻りまして、8及び9ページをごらんください。地方交付税は、普通交付税及び震災復興特別交付税を補正するものであります。  10及び11ページをごらんください。国庫支出金は、通知カード・個人番号カード関連事務委託費に係る総務費国庫補助金、公立学校施設整備費に係る教育費国庫補助金をそれぞれ補正するものであります。  12及び13ページをごらんください。繰入金は、財政調整基金繰入金を減額するものであります。  14及び15ページをごらんください。繰越金は、前年度繰越金を補正するものであります。  次、16、17ページをごらんください。市債は、真岡東小学校、大内中央小学校、長田小学校、物部中学校におけるトイレ改修事業債を補正するものであります。  さらに、前に戻りまして、4ページ、第2表、繰越明許費補正をごらんください。これは、総務費における宇都宮真岡線共同溝整備事業、強靱性向上モデルネットワーク再構築事業、ケーブルテレビ施設光ケーブル化整備事業、通知カード・個人番号カード関連事務委託事業、民生費における臨時福祉給付金給付事業、土木費における住まいの耐震性向上推進事業、道路改良事業、亀山北土地区画整理組合負担金、中郷・萩田土地区画整理組合負担金、亀山北公園整備事業、下鷺谷山野公園整備事業、教育費における真岡東小学校、大内中央小学校、長田小学校、物部中学校におけるトイレ改修事業、真岡中学校柔剣道場屋根改修事業、まちかど美術館整備事業について、それぞれ翌年度に繰り越して事業が実施できるように予算措置を行うものであります。  次に、5ページの第3表、地方債補正をごらんください。これは、真岡東小学校、大内中央小学校、長田小学校、物部中学校におけるトイレ改修事業において起債を行うものであります。  飛びまして、29ページをごらんください。議案第29号 平成28年度真岡市介護保険特別会計保険事業勘定補正予算についてであります。歳入歳出それぞれ3,523万2,000円を追加し、予算総額を52億9,338万3,000円とするものであります。歳出につきましては介護給付費準備基金積立金を補正し、歳入につきましては繰越金において介護給付費繰越金を補正するものであります。  39及び40ページをごらんください。議案第30号 平成28年度真岡市公共下水道事業特別会計補正予算についてであります。第1表、繰越明許費でありますが、これは公共下水道事業において翌年度に繰り越して事業が実施できるよう予算措置を行うものであります。  議案書に戻っていただきたいと思います。議案書の99ページをごらんください。最後に、報告第1号 議会の委任による専決処分事項の報告についてであります。これは、平成28年8月23日、真岡市鬼怒ケ丘1丁目地内真岡市長田霊園で発生した台風9号の強風による倒木に起因する墓石の一部を損傷させた物損事故2件及び平成28年11月20日、真岡市荒町地内の市道で発生した石畳の破損部に起因する車両事故の損害賠償額の決定及び和解について、議会の委任により専決処分しましたので、報告をするものであります。  以上で説明を終わります。よろしくご審議の上、議決賜りますようお願い申し上げます。 ○柴惠議長 以上で提案者の説明は終了いたしました。  以上40件に対する質疑は、2月27日及び28日に行うことといたします。
    △次回日程の報告 ○柴惠議長 以上で本日の日程は全部終了いたしました。  次回の会議は、2月27日午前10時からといたします。 △散会の宣告 ○柴惠議長 本日はこれにて散会いたします。   午前11時05分 散会...